床の内装リフォームをする際のポイントや注意点とは?詳しくご紹介


内装リフォームにはいくつかの種類がありますが、その中でも床をリフォームされる方は多くいらっしゃいます。家具を置いたり歩いたり常に重さがかかる部分で、劣化してしまうスピードが早いからです。今回はそんな床リフォームにはポイントや注意点についてご紹介します。

1. リフォームが必要となる状態

基本的に床のリフォームをするべきかどうかの判断基準としては、傷み具合次第です。歩くたびにギシギシと音が鳴ってしまったり、家具などを引きずったときについた傷が目立っているなどの傷みが見受けられたりする状態であれば、リフォームをするべきでしょう。

また、機能面トイレや浴室、キッチンなどの場合ですと、設備自体が進化しているので最新設備への入れ替えなどもリフォームする理由になります。床に関しても床暖房などの機能がありますので、最新機能を追加したいという場合にもリフォームが必要になるでしょう。

リフォーム方法としては『重ね張り』と『張替え』の2種類があり、それぞれにメリットがあります。重ね張りというのは、既存の床材に対して新しい床材を重ねて貼り付ける工法です。工事自体も小さい規模で済みますし、費用面に関しても低コストで収まります。

しかし、あくまでも表面上を整えるということになるため、床が軋んでしまっている場合には改善には繋がりません。張替えに関しては、既存の床材を一度すべて撤去し、その上で新しい床材を張り直すという工法です。コストも工事規模も大きくなってしまいますが、その分しっかりと床を新しくできるので、床材の傷みが激しい場合などは張替え一択となります。

2. リフォームするメリット

床のリフォームを行うことでのメリットは、耐久性が高まるという点が挙げられます。

床における耐久性には、耐水や防音も含まれます。普段の生活の中で床に水やジュースをこぼしてしまった際、タオルなどで拭き取るだけですんでいるのは床材が持つ防水性によるものです。また防音に関しても、床材に防音性がなければ室内の音が床を通じて外に漏れてしまいます。防音は壁や天井だけでなく、床でも行うことによって外部に漏れることがなくなるわけですから、徐々に劣化していく中でその効果が薄れていきます。本来の防音効果をリフォームによって取り戻しましょう。

3. 床リフォームのポイント

3-1. 場所ごとに適した素材を選ぶ

床材にはさまざまな種類があり、場所ごとに適したものを選択するべきです。たとえばキッチンや洗面所など、水を使うことの多い場所に関しては、より防水性が高く滑りにくい特徴の床材を選択すると利便性が高まりますし、劣化も最小限で抑えられます。

3-2. バリアフリー化

バリアフリーも重要なポイントです。高齢の方が暮らしている場合や、将来的にそうなる可能性がある場合には段差が大きな障害となります。滑りやすさも怪我の原因となりますので、そういった部分に配慮したバリアフリー化を検討するというのもリフォームならではとなります。

3-3. 床暖房の導入

電気カーペットをはじめとする暖房器具で暖かさを確保していた場合、床暖房にすることで床自体に暖房機能が搭載されているため、無駄なく快適性を維持できます。温水式とヒーター式があり、初期費用やランニングコストに違いがありますので、ご自身の生活スタイルに合った方式を選択しましょう。

4. 床リフォームの注意点

床リフォームに関する注意点としては、メンテナンスが挙げられます。リフォームをしたあと、日々の暮らしをする中でやはり徐々に劣化していくことは避けられません。リフォームは頻繁に行うものではありませんので、次回のリフォームタイミングまでの間に、こまめにメンテナンスをすることによって傷みを抑えることが可能となるのです。床材の種類によってメンテナンス方法は異なりますので、リフォームの際に業者の方にメンテナンス方法を確認しておくようにしましょう。

5. まとめ

まず、現在の床がリフォームしたほうがいい状態かどうかの確認から始めましょう。バリアフリーや床暖房といった種類もありますので、家族構成や環境に応じてベストな状態にリフォームして、これまでより快適な暮らしを手に入れましょう。「株式会社オールクリエイト」ではアフターサービスまでしっかりと行います。床リフォームをされる際はぜひお気軽にご相談ください。