ホームインスペクション(住宅診断)をしてもらおう!詳しくご紹介


住宅を購入する際やリフォームを検討している場合、事前にホームインスペクションをしてもらうことで、施工時のトラブルに関してや住宅購入のアドバイスをもらうことができるため、ホームインスペクションを行っている会社を探すことはとても大切なことです。では、どんなホームインスペクションを行っている会社が良いのか、その選び方を説明したいと思います。

1. ホームインスペクション(住宅診断)を行うメリット

ホームインスペクション(住宅診断)は、建物の取り扱いのノウハウを持ったホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者としての立場から住宅の欠陥や劣化状況、改修すべき部分やその時期、住宅メンテナンスのアドバイスなどを行う業務をいいます。

ホームインスペクションを行うことで、購入を検討している住宅の不具合や必要な施工の有無を教えてくれるので、工事業者やリフォーム業者と住宅購入者やリフォーム依頼主とのトラブルを回避できるのです。また、これから劣化が予想される部分とその改修時期の目安を教えてくれるので、費用の準備も含め先を見据えたリフォームの検討が可能になります。

ホームインスペクションを行った住宅には、調査結果報告書が渡されます。この報告書とメンテナンスした箇所の工事履歴を持っていることで、住宅の資産価値を維持してきたという証明になるので、いつか住宅を売却する際に売値が上がる材料になるでしょう。

2. ホームインスペクション(住宅診断)の会社の選び方

ホームインスペクションの会社を選ぶ際は、住宅の内容や価格、住宅診断士の能力などで判断できます。

2-1. 依頼したい住宅診断の内容で選ぶ

ホームインスペクションの会社は住宅の設計やリフォーム、耐震診断、機械を用いての調査などそれぞれで秀でている部分があります。診断を検討しているご自身の住宅が新築なのか中古住宅なのか、リフォームなのかによって業者を選ぶといいでしょう。

2-2. 信頼に値する実績や資格がある業者を選ぶ

実際に住宅診断を頼む業者を選定する際には、住宅のノウハウを理解している住宅診断士や建築士のいる会社を選ぶのがおすすめです。

またその会社の過去の実績や経験がご自身の住宅の構造に似ているケースも、業者選びの参考になります。

2-3. 悪徳業者なのかを見極める

ホームインスペクションの会社は住宅のノウハウがあるといっても、それぞれの会社に特色があるので得意不得意の分野があります。

目視でできる基本調査であれば約5万円、サーモグラフィや墨だし機などの精密機器を使用した場合は約10万円前後かかるでしょう。ここで無料診断をしていたり、相場よりはるかに安かったりする価格でホームインスペクションを行っている場合は、必ずしも安いから良いというわけではなく、何か理由があるか注意が必要なこともあるかもしれません。

2-4. リフォーム業者や工事業者と業務提携をしている会社には注意する

時にはリフォーム業者や工事業者から委託されているホームインスペクションの会社もあります。ホームインスペクションは、あくまで業者と依頼主の中立な立場で住宅の状態を診断するので、基本的に住宅の購入を勧めたり、リフォーム業者を紹介したりすることはありません。

しかし、本来中立であるホームインスペクションの会社が、建築業者やリフォーム業者に有利になるような立ち居振る舞いをする場合などは注意が必要です。

3. まとめ

ホームインスペクションは日本ではまだまだ認知度が低い業種ですが、住宅の欠陥や不具合を見つけるだけでなく、住宅の寿命を長く保ちより良い資産価値の維持ができるため、確実に需要のある業種です。ご自身の検討する内容に合った信頼のできる住宅診断士を選べるように、ホームインスペクションの会社を探すと良いでしょう。

「株式会社オールクリエイト」には建築士及びJSHI公認の資格を持ったホームインスペクターが在籍しております。リフォームや新築工事についてはもちろん、ホームインスペクション(住宅診断)をご希望の方もお気軽にお問い合わせください。