2021年10月

「ホームインスペクター」とは?どんなサービスか詳しく解説


「ホームインスペクター」はあまり聞き慣れないかもしれませんが、近年需要が高まっているサービスのひとつです。中古物件の売買や、リフォームの際に活用されることが多くなっています。今回はホームインスペクターについて、詳しくご紹介いたしましょう。

1. ホームインスペクターとは

ホームインスペクターは、「JSHI公認ホームインスペクター」という民間資格を有している方のことです。住宅診断において一定以上の知識をもっていて、住宅の状況をチェックして劣化具合や改善が必要な箇所を、診断するスキルをもちあわせている方となります。

住宅の劣化状況などは、素人では判断できません。目にみえて故障している部分ならまだしも、基礎部分や壁の内部など、見た目での判断が難しい部分においてはどうすることもできないことでしょう。ホームインスペクターによる診断は、主に目視によって確認できる範囲に関するものとなります。

住宅の診断といっても、厳密には段階があります。見た目でわかる部分の診断によってまず問題を洗い出したうえで、発見された問題に関してはより専門性の高い診断を行うのです。

中古物件は劣化状況などによって売値や買値が変動するため、正確な現状把握が求められます。これまでは業者など、ある程度の知識がある方の判断によって決められていた部分が、ホームインスペクターによって明らかにされることになるのです。消費者にとって、非常に頼もしい存在であるといえることでしょう。

2. 活用できる場面とは

ホームインスペクターによる住宅診断が活用できる場面として、まずは住宅売買があげられます。家の売り手としては、売買対象となる自宅の状態を一度明らかにしたうえで、価値を少しでも高めるために修復すべき点がないか気になることでしょう。また売買契約が締結したあとになってトラブルになってしまいがちなのも、住宅の状態に関する部分が多くなっています。そういったトラブルを回避するという意味でも、住宅診断が求められているのです。

一方で住宅を購入する側にとっては、価格と住宅の状態を比較したうえで判断する材料になるでしょう。ホームインスペクターによる住宅診断を活用すれば、安心して購入できる一つの指標になるのです。

これまでは建築に携わる業者などが、住宅の状態を判断していきました。しかし現実問題として、悲しいことに悪徳業者が存在しないわけではありません。その際に重要となるのが、『第三者的目線』です。中立の立場で事実にもとづいた診断結果であれば、だれもが納得できることでしょう。

3. 診断項目

ホームインスペクターによる診断項目ですが、大きくわけて以下の5つとなります。

3-1. 外周り

住宅の外観や基礎部分が対象となります。外壁の仕上がりやバルコニーをはじめ、屋根や外部階段なども該当箇所です。外回りの部分は雨風に晒されているため非常に劣化しやすく、また周囲の目に入る部分でもありますので、とくに気になる部分でしょう。

3-2. 室内

室内に関するすべての部分が対象となります。壁や床・天井をはじめサッシや雨戸に至るまで、暮らしのなかでも意外と劣化し修復しなければいけなくなっていることも多い部分です。壁紙などは経年劣化によるダメージを受けることもあるため、室内に関しては指摘を受ける可能性が高い傾向にあります。

3-3. 床下

家の基盤となる部分です。普段暮らしのなかでは意識することはないかもしれませんが、住宅売買となると非常に重要度があがります。シロアリや湿気などによるダメージをしらずしらずのうちに受けてしまっていた場合、修復は大掛かりとなる可能性が高いでしょう。

3-4. 天井裏

天井裏に関しても床下と同様にあまり普段の生活には関係がないものの、劣化状態など診断をする場合には欠かせない重要なポイントとなります。ねずみなどの小動物の巣ができていることも稀にあり、断熱や防音などの観点でいくと、経年劣化によるダメージも十分考えられるのです。

3-5. 設備

暮らしのうえで必要となる設備である、給湯器や換気設備・火災報知器などが該当します。設備はどれも欠かせないもののため、万が一ひとつでも故障や劣化していた場合、生活そのものに大きな影響を与えてしまうほど、致命的な部分です。

4. ホームインスペクションの注意点

ホームインスペクションの注意点は、あくまでも一次診断である点があげられます。人間の体で例えるなら健康診断のようなもののため、なにかしらの異常が見受けられた場合には医師の診察を受けるのと同様に、二次診断によってより専門的に状況を確かめる必要があるのです。

5. まとめ

中古物件を購入する際に、ホームインスペクターによる検査が済んでいる物件であれば、安心して購入できます。購入後に後悔する羽目になってしまわないように、ぜひ活用しましょう。「株式会社オールクリエイト」では、工事前にしっかりと打ちあわせを行ったうえで、リフォームをいたします。ぜひともお気軽にご相談ください。

オーダーメイド家具の魅力に迫る!どんなところが良いのかご紹介


新しい環境に引っ越しをした際、部屋のレイアウトやどんな家具を置くかワクワクする方もいるのではないでしょうか。家具を購入するにあたっては、オーダーメイド家具を検討するのも一つの手です。今回は、そんなオーダーメイド家具の魅力をお伝えします。

1. オーダーメイド家具の魅力

オーダーメイド家具とは、ご自身の住まいに合わせた家具で、新築の場合は柱や壁などに固定する場合もあります。製作方法によっては大工工事と家具工事に分類され、現場で材料をカットし組立てるのが大工工事、工場などで作られた家具を現場に持ち込み、取付けるのを家具工事といいます。

大工工事は比較的シンプルな構造の家具に、家具工事は複雑な構造の家具に用いられます。そんなオーダーメイド家具の魅力は以下の通りです。

1-1. すべてを自分好みにできる

オーダーメイド家具は、サイズ・素材・デザインをすべて自分で選べます。既製品で起こり得る色やサイズ、デザイン面に対する不満がありません。

さまざまなテイストのインテリアが馴染みつつある昨今、「欧米風にしたい」「クラシックにしたい」という要望に応えられるので、部屋に統一感が生まれるのもオーダーメイド家具の魅力といえるでしょう。またお客様の要望に合わせ、家具の大きさを調整することも可能です。

「ここにスペースが開いたから」と、隙間に収納家具を作ることもできるので部屋の空間を無駄にすることもありません。

1-2. 丈夫で使い勝手がいい

オーダーメイド家具は、スペースの大きさを測って何を置くかを選択できるのでご自身の思い通りの使い方ができます。また施工時に家具を固定することがほとんどなので、地震などの災害が起きたときに家具が倒れて壊れたり、家具の下敷きになってしまったりという恐れがなくなるので防災面でも優れています。よほど乱暴な使い方をしなければ一生モノともいえるのも魅力の一つです。

2. オーダーメイド家具の欠点

オーダーメイド家具はサイズ・素材・デザインなどをすべて自分好みにできるという魅力ゆえに、それが欠点となる場合もあります。

2-1. 費用が高い

オーダーメイド家具は自分好みにできる分、素材などのこだわりが強くなりがちなので既製品よりはどうしても費用が高くなります。またそれぞれの素材で費用の差が大きいので、一概にどのくらいの値段が掛かるか事前に判断しづらいのもオーダーメイド家具の欠点といえるでしょう。

2-2. 完成に時間が掛かる

もちろんオーダーメイドとなると、家具のデザイン・設計から作り始めるので完成・搬入までに時間が掛かります。また、ほとんどの場合は壁や柱に家具を固定してしまうため、簡単には移動や撤去ができないので手軽な模様替えなどが難しくなります。

2-3. 完成形のイメージがしにくい

デザイン画があるとはいえ、一から手掛けるのがオーダーメイド家具なので、初めにモデルとなるものが明確でない限り完成形のイメージがしにくいことが欠点に挙げられます。出来上がってから「思っていたのと違う」となっても後から変更ができないので、注意が必要です。

2-4. 細部のデザインには制限がある

基本的にはどんな要望も叶えられるのがオーダーメイド家具ですが、耐久性や材質などの問題で実現ができない場合もあります。使用するにあたっての安全面や、要望への実現度によってはデザインに制限が掛かってしまうことも念頭に置きましょう。

3. マンションなどの賃貸にもオーダーメイド家具を置ける

オーダーメイド家具は柱や壁に固定する一戸建てや新築の住宅だけでなく、マンションやアパートの賃貸にも置くことが可能です。多くの賃貸物件は基本的に壁に穴を開けることを禁止しているので、金具やネジで家具を壁に固定することができません。こういった賃貸の防災対策のためにもオーダーメイド家具は活躍します。

4. まとめ
リモートワークが増え続ける昨今、仕事をする部屋や生活スペースがオーダーメイド家具によって自分好みの環境になることは、とても魅力的ではないでしょうか。横浜市にあります「株式会社オールクリエイト」ではリフォームのみならず、オーダーメイド家具の制作も手掛けております。興味のある方はぜひ一度ご連絡ください。

オーダーメイド家具でキッチンを居心地の良い空間にしよう


おうち時間が増えたことによりキッチンにいる時間が長くなり、気になる部分が目に付くことが増えた方もいるのではないでしょうか。自宅での食事が増えたことによりゴミの量が多くなったり、家事の動線を検討したりと、ライフスタイルの変化に応じてキッチンの使い方も変わってきます。そこでオーダーメイド家具でキッチンを使いやすくするのも一つの手です。

1. キッチンにオーダーメイド家具を導入するメリット

オーダーメイド家具はサイズ・素材・デザインをすべて自分で選べるので、住まいの充実度を上げることにも繋がります。とくにキッチンにオーダーメイド家具を導入することで得られるメリットを紹介しましょう。

1-1. 自分に合わせた家具にできる

オーダーメイド家具は、自分の身長に合わせた高さのカウンターや収納棚のサイズにできます。既製品の家具は自分のサイズに合わない場合、せっかく新しくしたのに使いにくいなんて可能性も・・・
こうした家事でかかる負担を減らしてくれるのも、オーダーメイド家具の利点と言えるでしょう。

1-2. 空間を有効に活用できる

既製品を置くとどうしても空間に隙間が生まれ、デッドスペースができてしまいます。隙間にほこりが溜まるなど、衛生的にも避けたい事案です。このデッドスペースをなくした収納を作ることで、衛生面もクリアできますし室内がすっきり見える上、収納量も増えていいこと尽くしです。

1-3. 居住空間自体をコーディネートできる

キッチン全体のテイストを自分好みにコーディネートできるのも、オーダーメイド家具の利点です。たとえばクラシック調な収納棚にしたいという希望があれば、キッチンのテイストも統一できるので、より洗練されたクラシックな空間をコーディネートすることができるのです。

2. オーダーメイドできるキッチンの家具

前述のとおり、キッチンでオーダーメイドできる家具は多岐にわたります。テイストにこだわりのある方でしたら、キッチンスペース自体をオーダーメイドすることも可能です。

2-1. 食器棚・壁面収納

食器棚や壁面収納は、キッチン家具の中で最も効率と使い勝手を求める部分ではないでしょうか。引き出しにするのか扉にするのか、扉は可動式なのかによってオーダーする食器棚や壁面収納が変わってくるでしょう。

引き出し収納は、奥にしまったものが取り出しやすいことが利点ですが、収納量が扉より少なくコストが高いことが欠点です。一方、扉収納はさまざまなサイズのものを出し入れすることに対応している上、収納量が多いことが利点ですが、奥にしまったものが取り出しにくいことが難点です。こういった引き出しと扉の特徴を理解した上で、どのように収納したいのかオーダーする必要があります。

2-2. キッチンカウンター

食器棚や壁面収納でも十分な収納は望めますが、キッチンカウンター下のデッドスペースを有効に活用できるのであればそれに越したことはないでしょう。リビングの中心の収納ともいえる場所なので、収納するものによっては更に家事の効率が良くなることでしょう。

2-3. キッチンボード

キッチンボードは既製品だと強度の面から、オープンスペースの上に食器棚をレイアウトできない場合がありますよね。ここでオーダーメイドのキッチンボードは活躍します。収納する食器が多い方やゴミ箱収納が欲しい方におすすめです。

2-4. ダイニングテーブル・椅子

ダイニングテーブルや椅子の制作自体は行ってはおりませんが、修理は承っております。愛着のあるテーブル・椅子を家のリフォームに合わせて元気な姿にしてあげたい、という場合はぜひご連絡下さい。

3. まとめ

キッチンにおいては良いと思って置いていた既製品も、さまざまなところから寄せ集めると統一感がなくなんとなく落ち着かなかったり、家事の動線が滞ったりする場合があります。これから家での食事が増える分、効率が良く使っていてストレスのないキッチンで過ごしたいものです。

こういった要望を叶えるためにもオーダーメイド家具で素敵なキッチンを作りませんか。「株式会社オールクリエイト」では、幅広いオーダーメイドを承っています。既製品の枠を抜け出し、オリジナリティ溢れる家作りに興味のある方は、ぜひ一度ご連絡ください。

磯子区 手すり取付け

BEFORE   AFTER
     

外階段に手すりの取付をご依頼いただきました。

手すりの取付や段差の解消などの工事は介護保険が使える場合があります。

弊社では横浜市介護保険受領委任払い事業者にも登録をしておりますので、介護保険リフォームのご相談もお気軽にお問い合わせください。