2021年10月25日

トイレの介護リフォームは介護される側の利用状況を想定しながら行おう!

 

今回はトイレの介護リフォームを行う時に考慮したほうがいいポイントについて解説していますので、検討されている方はぜひとも参考にしてください。

1. トイレの介護リフォームを検討するきっかけ

ここではトイレの介護リフォームを検討するに至る2つのケースについて見ていきましょう。

1-1. 足腰が弱くなった

足腰が弱くなってくると、ちょっとしたことでも転倒して骨折するケースがあるということです。足腰が弱くなった人にとってトイレはとても負担がかかりますので、その負担を少しでも和らげるために介護リフォームを行うケースがあります。

1-2. 車いす生活になった

一般的な住宅用のトイレは車椅子で入れるほど広くありません。車いすを使わないといけなくなった場合は、問題なく利用できるように介護リフォームを行わなければいけません。

2. 実際に使うシチュエーションを想定して介護リフォームを行う

トイレの介護リフォームを行うのであれば、介護を必要とする方の日頃の行動パターンや動きなどをよく考えたうえでリフォームを検討してください。

トイレは毎日使用し、なおかつ他人に見られたくない場所になります。介護を必要とする方にとって使いやすいことはもちろんのこと、介護を行う家族にとっても負担を軽減できるのが理想的です。

2-1. 介護の際のトイレに必要なスペース

車いすの場合や介助者が同行する場合は、必要なスペースを確保しておかなければいけません。せめて車椅子を入れるのであれば0.75坪、介助者が同行するのであれば1坪は欲しいところです。

既存のトイレを広くすることが不可能ならば、別の部屋をトイレに転用するリフォームを行う必要があります。この場合は間取り自体を変更するので、隣接する部屋や建物の構造によって費用が大きく変わるでしょう。

2-2. トイレの様式の変更を検討する

古くからある住宅の場合はまだまだ和式トイレを使用しているところがあります。和式トイレでは高齢者にとって足腰の負担が大きくなりますから、介護をきっかけに洋式トイレへの様式の変更を検討したほうがいいでしょう。

洋式トイレにも様々な種類があるので、状態に合った使いやすいものにすることです。将来車いすの可能性がある場合は、手すり付きのトイレや車いすのまま使用できる形のものなどが望ましいでしょう。

2-3. 出入り口の変更を検討する

出入り口ドアの使い勝手が悪いのであれば、変更を検討する必要が出てきます。出入り口に段差があるならばバリアフリーの観点から段差を無くすことも検討するべきです。

歩いてトイレが可能であれば出入り口の段差を無くして、そこからの動線に手すりを付ければ十分なことが多いでしょう。しかし車いすを利用する場合は、移動できるように出入り口を引き戸に変更したほうがよかったりします。

2-4. 床材の変更を検討する

車いすでトイレ内を移動するのであれば床材の変更を検討することになります。安全に移動できるだけでなく、衛生的な素材にすることが求められます。

滑りにくい床材や、掃除しやすいなど床材など、使う人のことを考えて選択してください。

3. まとめ

介護リフォームを行うのであれば、その実績がある業者に依頼したほうがいいでしょう。実績が無い業者に依頼すると、使う人のことを配慮できていない修繕になりがちです。そうならないように実績が豊富にある業者をうまく見極めましょう。介護をする家族もリフォームにはわからないことが多くありますので、そういった悩みをうまく受け止めたうえでリフォームを行ってくれるのが理想的です。

トイレの介護リフォームを検討するなら、「株式会社オールクリエイト」までご連絡ください。些細なことであってもお客様のお話に耳を傾けたうえで介護リフォームを行いますので、まずは気軽にご相談ください。