2021年10月20日

水まわりリフォームの時期はいつごろ?おすすめのタイミング5選


住み慣れたマイホームも長年住み続けていると経年劣化が進み、漏水や給湯器の故障など、生活に支障をきたすトラブルに見舞われることがあります。予防のための水まわりのリフォームは実際いつごろ、どのようなタイミングで行うべきなのでしょうか?詳しく解説していきます。

1. 住宅の水まわりリフォームはなぜ必要になるのか

1-1. 機器が壊れる

機器が壊れるとお風呂に入れなくなったり、トイレが使えなくなったりと生活に支障をきたします。機器にはそれぞれ「メーカー推奨」の耐用年数があるので、耐用年数を超えて使用する時には壊れるリスクを考えておくべきでしょう。

たとえば給湯器の場合、使用頻度にもよりますが、10~15年で取り換えが推奨されています。

1-2. 電気代や水道代の節約

お湯を沸かすとき、深夜電力を使う電気温水器では光熱費を節約できます。またトイレの場合は節水型トイレにしたり、キッチンでは食洗器を導入したりすることで、水道代の節約につながります。家計を見直す中で将来的な負担を軽減するために、水回りリフォームすることもあり得るでしょう。

1-3. 新しい機能を追加する

最新の住宅を見ると、洗面所やお風呂場に暖房乾燥機がつくなど、生活に便利な設備が追加されることも多くなりました。台所でも、センターキッチンやパントリールームなど家事導線を考えたリフォームが行われますが、リフォーム時に「せっかく直すのだからよりよいものに」という考え方が主流になってきているといえるでしょう。

2. 水まわりのリフォーム時期はいつ?よくある5つのタイミング

では、実際に水まわりをリフォームする時期にはどのようなタイミングがあるのでしょうか。ネット上の口コミなどを含めて詳しく調べてみました。

2-1. 住宅メーカーの保証が無くなる時

住宅メーカーの場合、10年程度で設備にかかる保証が切れます。保証が切れると、それ以降の故障は全部住人が費用を負担して行うことになります。一般的に保証が切れるということは推奨の耐用年数が経過した、と考えるのが基本ですから、一度リフォームを検討する時期に差し掛かってきたと考えてよいでしょう。

2-2. 建築から20年後

住宅の構造にもよりますが、一般的な住宅の場合、構造部分の保証が建築後20年ほどで切れます。この時点である程度破損している部分のリフォームを検討しないと、安心してその住宅に住み続けられない可能性もあるので、一度住宅全体の診断を行ってもいいでしょう。その診断結果を踏まえて、劣化している部分のリフォームの検討とあわせて、水まわりのリフォームも検討するのがベストです。

2-3. 家族の高齢化や病気

家族が病気になったり、高齢になったりしたことで家の中の行動に支障をきたしている時は、リフォームを検討するタイミングです。お風呂やトイレのバリアフリー化はもちろん、車いすでの移動を想定して、廊下や玄関のリフォームも一緒に検討してもよいでしょう。

2-4. 機能が充実した製品が発売された時

機能が充実した製品が登場した時は、導入して得られるメリットを検討するのもよいでしょう。

2-5. 家族構成が変わった時

結婚などにより家族が増えた時は、当然トイレやお風呂の使用頻度も増えますし、台所でも多くの調理をこなす場面が増えてきます。家族が増えたことで不便になったり、今の設備や製品の能力では不足を感じたりするようになった時は、リフォームを考えてもよいでしょう。

3. 水まわりのリフォームを考えるときには実例を見よう

水まわりのリフォームを考える際には、実際の施工事例を確認したり、ショールームで実物を見たりと、実例を踏まえた検討が必要です。最近では、リフォーム業者も増えて、大手家電量販店がリフォームパッケージを提案しているケースも多いので、さまざまな場所で確認できるでしょう。

また、複数の業者を比較しホームページなどで実際の施工事例を確認してみるのもおすすめです。

4. まとめ

水まわりのリフォームは器具を交換するだけでなく、部屋や外壁のリフォーム、設備の追加など、関連するリフォームを含めれば検討すべき内容は多岐にわたることを押さえましょう。

神奈川県横浜市の「株式会社オールクリエイト」では、会社の名前のとおり施主様のご意向を踏まえて、さまざまな価値をクリエイトするリフォーム提案をしております。水まわりのリフォームだけでなく、屋根や外壁なども含めた住宅全体のリフォームの見積もりや相談も無料で行っております。リフォームに興味のある方は、ぜひ一度ご相談くださいませ。